0050 収益面では資金運用収益や役務取引等収益が増加し、費用面では信用コストが増加したものの、国債等売却損が減少したことや人件費等の経費が減少した結果、当金庫の令和6年3月末の当期純利益は、前期末比46百万円増加の372百万円となりました。 自己資本比率は、金融機関の健全性をあらわす最も代表的な指標と言われており、当金庫の令和6年3月末の自己資本比率は、分子に当たる自己資本額が当期純利益の計上等により増加したことから、前期末比0.46ポイント上昇の11.64%となりました。この値は国内で業務を行う金融機関に義務付けられている自己資本比率4%を上回っており、高い水準を維持しております。 当金庫では、厳格な自己査定を行い不良債権の適切な償却・引当を実施し、令和6年3月末の不良債権比率は、前期末比0.02ポイント低下の2.50%となりました。これらの大部分は、担保・保証および貸倒引当金により保全されております。当金庫は、地域金融機関として地域の皆さまへ可能な限り支援することが使命であると認識しており、今後も経営支援に積極的に取り組んでまいります。 当金庫の有価証券運用については、資産の確実性、流動性および収益性を充分考慮し、余資運用基準を遵守しております。(単位:百万円)(単位:%)12.00(単位:%)(単位:%)30.0050040030020010010.008.006.004.002.000.006.004.002.0020.0010.00413325令和4年3月期令和5年3月期10.6811.18健全性の目安とされる基準4.00%国内基準令和4年3月期令和5年3月期2.782.52令和4年3月期令和5年3月期28.1527.44令和4年3月期令和5年3月期372令和6年3月期11.64令和6年3月期2.50令和6年3月期28.71令和6年3月期2024 Disclosure当期純利益自己資本比率不良債権比率預 証 率372百万円11.64%28.71%2.50%
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