■自己資本額、自己資本比率の推移10.6811.1810,91911,2812021年度2022年度 金融機関の健全性をあらわす最も代表的な指標は自己資本比率といわれております。 令和6年3月期の当金庫の自己資本比率は、分子に当たる自己資本額の増加等により前期末比0.46ポイント上昇し、11.64%となりました。この値は、国内で業務を行う金融機関に義務付けられている自己資本比率4%を上回っており、高い水準を確保しております。 自己資本比率は、金融機関が保有する貸出金や有価証券などの資産に対する自己資本の割合をいいます。例えば、貸出金が返済されず損失が生じた場合に、適正な水準の自己資本が確保されていなければ、預金の払戻しに支障をきたします。それだけに、自己資本比率は、金融機関の信用度、経営の健全性を示す重要な指標となっています。 また、自己資本が多いということは、コストのかからない自前のお金が多いことになり、支払能力も収益性も高くなります。当金庫の自己資本が充実しているのは、業容を拡大していく過程で、利益の中からコツコツと積み上げてきた結果によるものです。国内基準4.0%を上回っており、健全な財務体質を維持しております。 すしんの自己資本比率は、11.64%です。自己資本比率22(単位:百万円)12,00010,0008,0006,0000自己資本比率(11,603百万円)リスク・アセット等(99,609百万円)(単位:%)14.0012.0011.6410.0011,6038.006.004.002.000.002023年度11.64%自己資本須賀川信用金庫からのお知らせ自己資本充実の状況お客さまの多様なニーズに安定的にお応えするために、「すしん」は堅実な経営基盤を築いております。
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